トレーラ・タンクローリ 特装車の総合メーカー


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東急車輛製造株式会社 群馬製作所 環境活動レポート 2008年度  2009年6月23日
 1.事業活動の概要
1) 事業者名及び代表者名
東急車輛製造株式会社 群馬製作所 群馬製作所長 金井 宏二
 
2) 所在地 
群馬県邑楽郡邑楽町大字赤堀4120番地

 

当社の全社環境管理体制と他の事業所の状況
営業拠点サイトとしては東京事務所、西日本支店が取得済みで、本年度の中間審査で田町事務所を拡大審査の予定
他の営業拠点は未取得(北海道支店、東北支店、関東支店、信越営業所、中部支店、金沢営業所、中四国営業所、九州支店、南九州営業所および一部これらのブランチがある)
本社・横浜サイト :神奈川県横浜市金沢区大川3−1
群馬サイト     :群馬県邑楽郡邑楽町大字赤堀4120番地
和歌山サイト    :和歌山県紀の川市北勢田770番地8
羽生サイト     :羽生市小松台二丁目705番23号
営業拠点サイト  :東京都港区芝公園2丁目6番15号
 
3) 事業の内容
特装自動車製造業
主要な製品:トレーラ、ローリ、アルミバン、飼料運搬車、吸引作業車
 2.環境方針

群馬製作所 環境方針
私達は、地球環境問題を自らの課題と認識し、「特装自動車」の設計・調達・生産・発送業務を通して、環境にやさしい下記の活動の実践により、社会に貢献します。
1. 環境負荷低減を目指した「製品・サービス」の提供に努めます。 
2. 環境関連の法規制および当社が合意した取り決めを遵守します。 
3. 資源とエネルギーの有効利用ならびに廃棄物の削減に対する環境目標を定め、目標達成のために次の活動を行い、定期的な評価と必要な是正を行います。 
a) 電気・燃料・水道使用量の削減 
b) 紙資源の有効活用と使用量の削減
c) 廃棄物の再資源化率向上 
4. 全従業員にこの環境方針を含む環境教育を行い、環境への意識向上に努めると共に、全員参加で環境改善活動を行います。


2007年4月20日制定 群馬製作所長 金井 宏二

 3.環境目標とその実績
3.1 環境目標
環境への負荷状況と取組状況のチェック結果をもとに、温室効果ガス排出量、廃棄物排出量、総排水量などの削減に取組むこととした。

また、環境の取組を「企業の最も重要な戦略の一つ」と捉え、事業活動の中に明確に位置付けた。
なお、環境保全の取組みとして、事業活動へのインプットに関する項目、事業活動からのアウトプットに関する項目、環境経営システムに関わる項目に積極的に取組むこととした。

環境負荷と環境への取組結果を踏まえ、定めた環境負荷低減のための中期目標は次の通りである。

中期環境目標
基準年:2005年度(2005年4月〜2006年3月)とする。
アウトプット項目 単 位 基準年 2008年度
目標
2009年度
目標
2010年度
目標
温室効果ガス排出量(二酸化炭素換算)
/総作業時間
kg 7,375.1 7,153.8 7,080.1 7,006.3
廃棄物総排出量
/総作業時間
kg 1,674.3 1,523.6 1,473.4 1,423.2
総排水量
/総作業時間
m3 54.31 53.22 52.68 52.14
3.2 環境への負荷実績
環境への負荷チェック
当サイトの業務内容は、製造業で、環境負荷として主に考えられるものは、温室効果ガス排出量、総廃棄物排出量、PRTR対象物質排出・移動量及び総排水量が該当する。これらのことより環境負荷数値として捉えたものは下表のとおりである。
当サイトの環境負荷の概要は、次の通りである。 
(二酸化炭素)
・二酸化炭素排出量の内訳は、購入電力から78%、残り22%が化石燃料(LPG、軽油等)である。
・電力使用量の内訳は、塗装棟(倉庫含)46%、組立棟36%、事務所14%、その他4%である。なお、主な電力消費設備としては、コンプレッサー、塗装設備、照明、溶接機、立体倉庫が挙げられる。
・LPGは、主に乾燥設備燃料として使用。
(産業廃棄物)
・リサイクルされない産業廃棄物は排水処理汚泥および廃プラでほぼ100%の割合を占める。
(一般廃棄物)
・紙ごみは、塗装工程でのマスキングゴミがほとんどを占める。
(化学物質)
・化学物質として排出している主な物質は塗料、シンナー、シール材に含有するものである。廃油はほぼ100%リサイクル。シンナーは約1割を再利用。
(総排水量)
・主な排水は塗装前処理洗浄排水、生活排水、製品検圧/検量/テスト用水である。 
(総排水は水使用量にて代用する)
コア指標   (環境負荷改善評価のための指標)
インプット項目 単 位 2006年度 2007年度 2008年度
総エネルギー投入量 MJ 61,940,971.0 57,810,478.0 52,929,692.0
  総作業時間当たり MJ/千h 173,712.7 184,816.1 202,386.9
総物質投入量 t 13,374.0 11,001.0 12,880.0
  総作業時間当たり t/千h 37.5 35.2 49.2
水資源投入量 m3 30,845.0 25,904.0 29,169.0
  総作業時間当たり m3/千h 86.5 82.8 111.5
アウトプット項目 単 位 2006年度 2007年度 2008年度
温室効果ガス排出量(二酸化炭素換算) kg 2,792,570.9 2,591,880.2 2,349,676.0
  総作業時間当たり kg/千h 7,831.7 8,286.1 8,984.4
PRTR物質排出・移動量 kg 44,773.6 50,942.4 44,741.0
  総作業時間当たり kg/千h 125.6 162.9 171.1
廃棄物総排出量 kg 670,397.0 550,228.0 504,651.0
  総作業時間当たり kg/千h 1,880.1 1,759.0 1,929.6
廃棄物最終処分量 kg 61,400.0 48,190.0 46,870.0
  総作業時間当たり kg/千h 172.2 154.1 179.2
総排水量 m3 30,845.0 25,904.0 29,169.0
  総作業時間当たり m3/千h 86.5 82.8 111.5
3.3 環境への取組状況
1)環境保全の取組チェック結果
環境省発行の「環境活動評価プログラム」に準じて環境への取組について自己チェックした結果の概要は次の通りである。

・事業活動へのインプットに関する項目の施策実施度合は低いが着実に改善されている。
・事業活動からのアウトプットに関する項目のうち環境、リサイクル関連の実施度合が高い。
・環境経営システムに関わる項目のうち、体制整備等については改善方向にあるが、社会的貢献、情報提供等に関する施策が遅れている。 
・現在、国際協力、海外事業および投資、融資等の業務は行っていない。

以下、取組チェック結果を次に示す。

表の見方: 
当サイトに関係する環境保全に関する個々の施策毎に、概ね実施している場合は2点、一部実施している場合は1点、未実施の場合は0点として、各施策毎に集計し、環境保全に関する施策の実施度合いを示した。
また、各取組チェック項目の効果に応じ、3点〜1点の重み付けを行った。
当サイトに関する施策を全てもしくは概ね実施している場合は、施策実施度合いの100%となる。

施  策 チェック結果の点数 満点の場合の点数 施策実施度合(%)
活動前 活動後 活動前 活動後
1.事業活動へのインプットに関する項目 40 40 208 19 19
2.事業活動からのアウトプットに関する項目 368 390 754 49 52
3.環境経営システムに関わる項目 223 226 360 62 63
全  項  目  合  計 631 656 1322 48 50

2)環境保全効果別実施状況

自己チェックした環境保全に大きな効果がある項目の実施状況は次の通りである。

施  策 概ね実施項目数 一部実施項目数 未実施項目数
活動前 活動後 活動前 活動後 活動前 活動後
1.事業活動へのインプットに関する項目 1 1 6 6 16 16
2.事業活動からのアウトプットに関する項目 16 17 16 18 25 22
3.環境経営システムに関わる項目 18 18 9 10 16 15
全  項  目  合  計 35 36 31 34 57 53
・EMSの取組みは、実質的な自主活動として始めて2.5年間であり、改善項目は少ないが着実に効果として現われている。
・環境保全に大きな効果がある項目のうち高額な投資を必要としない項目を推進し、設備投資を要する項目は、中期目標として取り上げ推進していく。
 4.主要な環境活動計画の内容
当サイトの主要な環境保全に向けた具体的な取組内容を以下に示す。
1)温室効果ガス排出量削減
@ 各連休前に、組立棟内のエアー・ガスバルブ周りの漏れ検査を実施
A 工場棟内の天井照明を、水銀灯からセラミックメタルハライドランプに変更を検討
B 外構廻りの照明を見直して、15KWhの削減
C コンプレッサーの省エネを検討
D コンプレッサー室内の配管に流量計を取付けて、エアー使用量を測定
E 駐輪場の照明に、人感センサーを取付け
2)廃棄物総排出量削減
@ 塗装前処理汚泥のサーマルリサイクルを開始
A 各種廃棄物量の把握
B 使用済みバッテリーをリサイクル用として売却
C ショットブラストの粉を、製鉄原料としてリサイクル売却検討
D リサイクル業者の開拓
E 塗料の空缶を、スクラップとしてリサイクル売却検討
3)総排水量削減
@ 雨水の貯水タンクを製作
A 雨水の利用を開始
B コンプレッサーの省エネに合わせて、冷却用水の削減を検討
C 雨水の利用方法を検討
D 排水の再利用を検討
4)製品の環境負荷対応
@ 飼料輸送車の残量低減装置(環境配慮型)試作試験
A 24KLタンクトレーラ(環境配慮型)試作試験
B 対象負荷物質の把握と低減活動の実施
C 鉛使用部品の洗い出し継続実施
D 環境配慮型製品の研究開発
 5.環境への取組結果の評価
今年度の活動を環境管理責任者と環境担当事務局が環境への取組結果の評価を行った。
評価結果は次の通りである。
No. 推進項目 単位 今年度目標 今年度実績 同左(作業時間低減活動効果分を補正) 評価
1 温室効果ガス排出量の削減 
(総作業時間当たり)
kg/千h 7,153.8 8,984.4 8,481.3 ×
2 廃棄物総排出量の削減 
(総作業時間当たり)
kg/千h 1,523.6 1,929.6 1,821.5
3 総排水量の削減(水使用量)
(総作業時間当たり)
m3/千h 53.22 111.50 105.30 ×
4 対象負荷物質の削減 100 六価クロム100%
鉛の削減
六価クロム100%
含有部品の調査
 
今年度は、作業時間低減活動があり、改善効果(5.6%)により総作業時間が減少しているので、評価に際してその減少分を補正した。
その結果今年度は、推進項目2項目が未達で、2項目が概ね達成であった。
廃棄物の削減実績については、今期目標に対して約19%増加しているが、リサイクル量が着実に増えてきておリ、基準年のリサイクル率63.3%に対し、69.1%であった。また最終処分量についても削減傾向にある。
 6.環境関連法規への違反、訴訟等の有無
・環境関連法規の順守状況は、2008年3月および2009年4月にチェックリストにて確認した。その時点では環境関連法規への違反はなかった。
なお、関係当局より違反等の指摘は、当サイト操業開始以来9年間ない。
内 容 前年度までの結果 今年度の結果
法律違反の有無
訴訟の有無
 7.その他の環境活動
・従業員一人一人の意識向上と自然に優しい企業のアピールとして、工場敷地内で、野菜を栽培し社内の納涼祭で試食をした。
以上